【体験記】社会人から大学生/大学院生になったときにつらいこと
社会人から学生になると何がしんどいの?
社会人から大学生になりました。
編入学で大学に入り、大学3~4年の2年間を過ごしました。
その後、外部受験で別の大学院に入学しました。
今回の記事では、実際の学生生活での苦労話や困難なシチュエーションなど、
なるべくリアルにお伝えできたらと思います。
初日・・・・若者しかいない・・・・
私は大学に入学といっても、1年生からではなく編入学で3年生からのスタートでした。
つまり、周りの学生たちはすでに2年間を共に歩んできた仲間同士、ということです。
10歳以上も若い仲間たちの中に、アラサーのよく分からない人(自分)がいきなり現れるなんて
どんな風に思われるかな・・・・引かれるかな・・・・
とにかく心配のタネはたくさんありました。
前の記事でも書いたことですが、
編入学後に訪れそうな悩みは一度未来の自分に託そう!と、悩みを先送りにしていました。
(そもそも受からなければ抱えない悩みのため)
しかし!大学生活開始と共に、ついにその悩みに向き合う日が来たのです。
ドキドキ・・・・・・
大学生活初日!
初日に新学期のオリエンテーションがありました。
私が入った学部は、とても小さかったので1クラスしかなく、
もうみんなが顔見知りなので、
教室に私が入ると、「え?だれ?」という空気を感じました。
オリエンテーションが始まる前に、教室で座る席が決まっているのかよく分からなかったので、
近くにいた女の子に、「席順とかあるんですか?」と声をかけてみました。
すると現役大学生の彼女は「ないですよ!」と教えてくれました。
そして、「今年度からこの学部に入ったんですか?」と質問をしてきました。
そこから少し会話をした気がします。
いやぁ~みんなめっちゃ若いやん!
というのが初日の感想です。
そりゃそうなんですけど。そうなんですけど。
周りにいる子たちは、本当に幼い感じで、「ぁぁ、若いなぁ・・・」としみじみ思い、
ふとオリエンテーションの話をする教授とか見ると、「ぁぁ、大人がいる」と、ホッとしたりしました笑。
大学生も十分大人なんですけどね、やっぱり学生ですので、
(良い意味で)ふわふわしていて幼いなぁと思いました。
まずは、ラインをダウンロードからwww
オリエンテーションの際に、教授たちによってクラスがグループ分けされ、
各グループで固まって座るように言われました。きゃ~席移動かぁ。
さっき会話をした女子とはさようなら。ドキドキ
そして、そのグループでライン交換するように言い渡されました。
今から何年も前のことですが、当時の私はラインを持っていませんでした。
友達とはインスタのDMだったり他のアプリを使っていたのです。
アラサーの私はアタフタでした。
この頃の私の世代はラインを持ってる人もいれば、持っていない人もいるのが普通でした。
その場でラインを即ダウンロードし、
前の席の子(女子)に、連絡先交換ってどうするの?ということを教えてもらい、
無事グループラインに入れました…。
もうすでにこれだけで異文化交流です。ふぅ。
学校生活は単独行動でOK
淡々と自分が選んだ授業に出席するだけなので、基本1人行動で大丈夫でした。
お昼時間については、食堂で一人でも別に平気という人であれば楽ですが、
そうでない場合は、昼明けの授業がある教室でパクパク食べるのもおすすめです。
あとは家が近いのであれば一旦お家に帰ったり、お店に行ったりして、
大学の外でご飯を済ませることもできるかもしれません。
現役の頃は友達作りも大事なミッションでしたが、
今回の大学生活は、毎日が大学院受験に向けた試験勉強のための日々でした。
あまり浮かれている暇はないので、友達を作ることも大事ですが、
何よりも学業を大事にしました。
基本は毎日単独行動でOKですし、それが楽ちんです。
でも一匹狼になる、とかではなく、キャンパス内で顔を合わすクラスメイトには挨拶したり声をかけたりしました。
土日に一緒に遊ぶこともないですし、ご飯に行ったりするわけではないので、
多分、同クラスの学生たちからしたら、『なんか急に来た年上っぽい謎の人』だったと思います笑。
サークル加入…は微妙でした
そんな中、なぜ私はサークルに入ろうと思ったのか自分でも全く理解ができないのですが、
なんとなく、今しかできないことやってみよう、という気持ちがあったのだと思います。
そして、今回入学した学部の専門分野に関係するサークルに入って、
その分野をより理解したい、という気持ちがありました。
どういういきさつで、サークル加入手続きまで行ったかを忘れてしまいましたが、
新1年生の新メンバーの歓迎会と共に、私の歓迎会もしてくれました。
その飲み会では、自分の年齢やバックグラウンドを一切話さなかったため、
大学4年生のメンバーたちが奢ってくれました笑。
まさか10歳以上も年上の人に奢っているなんて考えもしないですよね…
奢られるときは奢られとけ、という前職の先輩の言葉を胸に、奢られてみました。
サークルに入って良かったことと言えば、部室に入れるようになったことです。
ちょっと隙間時間があるときに、部室に行ったり、お昼を食べたりしました。
ただ、メンバーたちと積極的に一緒にいたいか?と、自分に問うと「そうでもないなぁ」と思いました。
今しかできないこと、と思いサークルに入ったは良いけど、
友達付き合いを求めているわけではない私にはあまりハマらなかったようで(そりゃそうだ)、
しかも大学院受験の勉強でとにかく忙しくなって、初期の頃しか活動に参加できませんでした。
やはり、今でもなぜサークルに入ったか自分でも謎です。あんまりおすすめではありませんね。
グループ実習(泊まり)=本当に無理、帰りたい涙
私が通っていた学部では定期的に泊りの実習があり、これは本当に苦痛でした‥‥。
泊の実習がある学部自体少ないと思うので、こんなことで悩む人は少ないと思うのですが。
日帰りであればよいのですが、泊りとなると色々学校側からのルールも提示されますし、
女子同士や、男子を含めたいざこざも起きますし、
そもそもみんなのこと良く知らないので、一人でてんてこまいになっていました。
実習の内容は、大学院受験にも大事なことだったので、真面目に実習を受けつつ、
コミュニケーションも大事だ!と思い、それまであまり話したことがないクラスメイトと仲良くなったりしました。
いやぁ、しかし、早く帰りたくて仕方なかったです笑。
早く自分にとって居心地の良い友達に会いたい…!と思いました。
何とも言えない気分でした。が、何事も経験ですね。
この時に比べれば、辛いことがあっても「まぁ、大したことないわ」と思えます。
実習は、必修単位だったので避けることはできず、ただただ耐え抜くしかありませんでした笑。
同志を大学の外で見つける
これは、同じ境遇の人を探すということではなく、
例えば大学・大学院で研究している内容が自分がやりたい研究に近かったりとか、
外部の大学院を受験しようとしている人とか、
そういう志が近い友達を増やすことは大変おすすめです。
情報共有や悩み相談もできます。相手が現役大学生で、10歳以上年下であっても、
上記のような苦痛感は全くありませんでした。
…なんでだろう、同じところを目指してお互い頑張っているから?かな
特に、受験したい研究室の学生と仲良くなることは良いと思います!!
結論:なんとかなる。
大丈夫、時が立てば終わります笑。(と、言い聞かせていました)
私はあまりコミュニケーションが上手ではないので、学生生活こんな感じでしたが、
なぜか懐いてくれた学生の何人かと時々飲みに行ったり、
図書館で一緒に勉強したり、
課題について考えあったり、
そんなこともありました。
ゼミの流れで一緒にお昼を食べることもありましたね。
なんだかんだ、なんとかなったということです。