【体験記】社会人から学生になる３つのメリット

キャリアを捨ててまで学生になる理由

以前の記事で、学生になることで

社会人の自分が何を失うことになるか、

どんな不安を抱えるのか・・・・

ということについて触れました。

今回の記事では、

キャリアを捨ててまで学生になるメリット

について実際の体験から書きたいと思います。

そう、学生になることにだって良いことはあるさ！

とポジティブな面も見ていただければ！！

【メリット１】目的がある。それだけで強い。

わざわざ社会人から大学生になるからには、

何かしら目的があります。

現役の学生の頃は社会で何が起きているのか

実際に経験していなかった分、

分からないまま何とな～く

やり過ごしていたことも多いはずです

（それはそれでその時の特権）。

社会人になってからは仕事をしているうちに、

「自分にはこの部分が足りないな」とか

「これについて詳しく学んで、

　次は異業種で働きたい」と、

思うようになるかもしれません。

やりたいこと・次なるステップに進むための野心！

が自分の中に生まれ、

自分自身が持つ新たな「目的」。

その目的を果たすために、大学で学び直す。

その目的があるので、

大学生活の軸足にブレが生じません。

もう一度「学ぶ」ことに、

真剣に向き合うチャンスを持つことができます！

それって、現役のころに比べると、

ある意味、無敵です。

とても強いと思いました。

出費もモチベーションに

ぶっちゃけてしまうと、

社会人から大学生になるとき

学費をすべて自分で払うため、

「無駄にはできねぇぞぉぉぉぉぉ」

という思いも強くなりました。

現役の頃も自分で払っていた方や、

奨学金を受け取っていた方など、

様々だとは思いますが、

改めて大学で学び直す際には、

それなりにコストもかかります。

働いて貯めたお金が学費で消えてゆく。

ある意味燃えました。笑

もう、やるしかない、頑張るしかない。

という気持ちになるのです。

【メリット２】多角的な視点を持つ

自分が経験を積んだ領域（職歴）には、

「経験」「知識」が蓄積され、

それが「自信」にも繋がっていると思います。

大学で目的をもって学び直した場合、

その自分の得意とする領域に深みを持ちます。

あるいは異分野に挑戦したら、

新たな領域を広げることができます。

深めるにしても、広めるにしても、

その人自身のポテンシャルがぐっと大きくなる

と思います。

バックグラウンドが豊かになり、

視野が広がるので、

自然と色々な角度から物事を見る。

わざわざ社会人から大学生になったからこそ、

広がった専門の領域、

多角的な視点。

その後の仕事で活かせる、

その人の大きな強みだと信じています。

【メリット３】ユニークな経験と自信を持つ

「学び直したい」と思っていても、

誰もがその選択をするわけではないと思います。

「でもなぁぁぁぁぁ」と悩み、

なかなか踏み切れなかったり、

結婚・出産・育児など人生のイベントで

学びの優先順位が下がる、

ということがあるかもしれません。

何よりも勇気がいる決断でもあるでしょう。

仕事を辞めて学び直すのですから。

でも！

社会人から学び直した人には、

ユニークな経験があると思います。

それは、異なる世代と共に過ごす学校生活だったり、

座学や実験で最新情報を学ぶことだったり、

教授と仲良くなることだったり、

論文執筆に勤しむことだったり、

社会人を続けていたら経験しなかったことは、

い～っぱいあるはずです！

そして、それはいつの日か

自分自身の「人生の豊かさ」にもなると思います。

【おまけ】異分野への挑戦は面白い！

筆者の場合は、社会人入学により

完全に異分野への挑戦をしました。

昔で言う「文系・理系」という分け方であれば、

文系から理系に転換したような状態でした。

子どものころから、

いわゆる「理系」は苦手、

と決めつけて生きてきたいましたが、

改めて学び直し、

（指にタコができるほど）

毎日必死に勉強しました。

必死に勉強、

楽しかったのでできたことです。

今まで避けていた分野が持つ面白さを知ることができました。

そして、

その分野の人たちと同じ言語で話す

ことができるようになったのです。

大きなステップアップになったと思います。

小さなチリツモが、結果、自信となり、

人生の豊かさにも繋がると思いました。